ワールドカップ直前のアイスランド戦は緊迫感のない試合だった
(結果は後半終了少し前に小川のヘッドで1−0で勝利)
選手はここに至っては怪我などしたくないと思う
チャンスを掴みたい選手もいるが
とりあえず交代選手が11名で、機会は与えられている
吉田麻也が前半少しキャプテンで出場した
彼が交代する時には相手側の選手も並んで敬意を示した
こういう雰囲気の中で緊張感のある真剣勝負をするのは難しい
試合は不満があるが、ある程度予想した通りだった
ところで、気になったのは最近暑い時期の試合に
設けられるようになった飲水タイムのこと
ワールドカップは前のアメリカ大会は
史上最悪の暑さ我慢比べと言われたことがあった
だから、今回のワールドカップでは特別に飲水タイムを
設けようとしたのはわからないではない
その時間が3分もあるそうだ
今までの飲水タイムはもっと短くて、単に飲むだけだった
3分もあると監督から戦術等の指示がきっちり伝えられる
でも、それは面白みを半減まではいかないにしても
低下させる気がする(面白いと感じる人もいるだろうが)
サッカーの試合はどういうわけか流れがある
あること、あるプレーがキッカケで片方に流れが移ることがある
実力差がない場合は、あっちにいったり、こっちに行ったりで
上手く行かないチームは、こういうこともあるな!とか
とにかく耐えるしかない、、とか、どうやって対処しようかと
選手間でも考える
それは悩んでいるものの、それが面白いとか楽しいという気もする
その時間は自分たちの考えと行動が結びついた濃厚な時間だ
それがいきなり流れを切るような飲水タイムで、
そして外からの客観的な分析による指示に従うというのは
勝負事のポイントではあるが、なんか面白くないという気もする
今までは作戦のポイントとか変更はハーフタイムとか選手交代で
伝えるようになっていた
それが上手くいくときもあればハズレもある
どうしたらいいか?ということは素人でもあれこれ考える
選手を変えたらいいとか、右サイドをもっと使えとか
サッカーを見る楽しみは勝敗だけでなく、そうした想像することもある
とにかくメッセージの伝達機会はハーフタイムだけ
それ以外は当事者がいろいろ試行錯誤する
そうしたことが、機械的に作戦同士の戦いとなるのは
なんだか個人的には面白くない気がする
今回の大会の決勝戦はタレントさんのハーフタイムショーがあるそうだ
これも緊迫した勝負事をぶった切るようで個人的には反対だ
緊迫感は緊迫感として、そこでしか味わえない空気を味わう
うまく流れが来ない時はひたすら我慢する
そういった内的時間の経過が見えず、ただ勝ち負けに特化した
作戦タイムの設置とかお楽しみタイムというのは
アメリカ的かもしれないが、なんだか違和感が多い
ということで、試合とは関係ないことになった
そもそも飲水タイムが必要な夏の時期に、冬の季語でもある
サッカーの試合をすること自体が無茶だと思う
地球は世界的規模で夏は暑くなっている
オフシーズンの餅代稼ぎのようなワールドカップも
開催時期を考える時になっているように思うが
変わらないだろうな
(ほんと選手は大変だ)