パンセ(みたいなものを目指して)

長年付き合ってきたGooブログからの引っ越しです 思いついたこと、日記風なもの、年相応の社会的なもの、市政のこと、音楽、サッカー、つまりはごった煮の内容です

2025-03-01から1ヶ月間の記事一覧

肩書は信用できるか?

最近つくづく感じるのは「肩書」は当てにならないということ特にX(旧ツイッター)での投稿において実感する自分が独断で偏っている可能性を踏まえても投稿に見られる文体や内容の一方的な決めつけとか客観性のなさは、プロフィールを見て違和感を感じるのだ…

「ガラス玉演技名人」は外の社会に出ることにした

コリン・ウィルソンの「アウトサイダー」がきっかけで読むようになったヘルマン・ヘッセ今でも彼は一番のお気に入り作家だだからドイツを旅したときは、ヘッセの生まれたカルプという小さな町にも出かけたそこにはヘッセの記念館があったが、残念ながら入館…

大審問官と大乗仏教

少し面倒くさい話世間とか大衆というのは個人の集まりだがその活動は個人の持つ価値観や道徳観とか倫理観の集合体とは思えないことが良くある世間とか大衆は個人の集合体というよりは集団は集団独自の活動をするとしたほうが実態にあっているような気がする…

レコードの値段と感動の大きさの関係は無関係なのだろうか

久しぶりに豊橋で中古レコードを購入した2枚で1000円購入したのはバレンボイム指揮のサン=サーンスのヴァイオリン協奏曲とカラヤン指揮のバルトークの弦チェレが収録されたもの 珍しい曲どころか一度も聴いたことがないのが、サン=サーンスヴァイオリン…

昔のこと

昔はどの家も鍵なんかかけてなかった子どもたちが勝手によその家に入ったりしていたそれが今では、、、同居人が昔を思い出して口にする確かにそうだった自分も子どもの頃、よその家に上がった記憶があるテレビ番組の「白馬童子」は近くの家でその家の家族と…

ハラハラ・ドキドキのないサウジアラビア戦

ワールドカップ出場権を果たした直後のサウジアラビア戦緊張感の見られないゲームだった結果は0−0の引き分け予選の最終目的は出場権を得ることでサウジアラビアからすれば、とにかく負けないことが最優先となる勝つに越したことはないが、負けなければC組…

「朝と夕」ヨン・フォッセを読んで

ノーベル賞作家ヨン・フォッセの作品「朝と夕」を読んでつい思い浮かべたのは少し前に読んだ同じくノーベル賞作家のハン・ガンの「すべての、白いものたちの」だった両作品とも出産のシーンが書かれていることもあるが全体的なトーンが似ている(静的な雰囲…

機械もの・電気もの故障が、バトンリレーのように続く

困ったものだ、、の声がつい出てしまう去年から今年にかけて機械もの電気ものの故障が続く昨年は車の水漏れとオートマの不調で出費が重なったと思いきや時間を開けずに井戸水が使えなくなった(ポンプの一部が空気漏れしていた)そして追い打ちのようにテレ…

新聞がなくなった街で起きたこと

どこかに取っておけばよかったと残念なのが「新聞がなくなった街で起きたこと」のレポート(記事)確か、どこかに書き写しているはずだが、探せど探せど一向に見当たらないうろ覚えの記憶では新聞がなくなった街は行政の不正や汚職が多くなる選挙は現役の再…

ビンゴゲーム

市内のあちこちで春祭りの花火の音が聞こえる平井神社の祭礼でもいろんな催しが計画されているその一つがすぐ近くの商店の駐車場で昨日行われたビンゴ大会会場に来た人はもれなくビンゴカードがもらえてハラハラ・ドキドキを体験できるようになっている子ど…

物事を知り始めは錯覚を起こしやすい

新城市議会でも兵庫県の事件の影響だろうか公益通報についての一般質問が行われたタイムリーな質問で、市から丁寧な説明があって参考になった公益通報者保護法がベースにあるが、市の要項にはもう少し条件を緩和してあるようだ公益通報は犯罪に関係するもの…

久々の戦いで調子はイマイチだったかも(ワールドカップ最終予選 バーレーン戦)

サッカーワールドカップ最終予選 バーレーン戦は2−0で勝利勝ち点が19点となり、残り3試合を全部負けても2位以上は確定しているので、ワールドカップ出場は世界最速で決定した世界ランキングは日本が15位、バーレーンが81位なのでよほどのことがな…

今日は小学校の卒業式

今日は小学校の卒業式近所には二人の6年生がいる(男の子と女の子)二人ともあまり喋らないが、月曜日、木曜日の校門までのおしゃべりしながらの付き添いは有り難いボランティアとして認識しているようだ子どもたちは寂しいだろうなと想像する先日、女の子…

お利口さんに聞いてみた

生成AIがものすごいスピードで普及し始めている一年前に面白半分で、CHATGPTを使ってみたが今はX(旧ツイッター)でもGrokという欄がありそこでCHATGPTみたいな使い方ができるそこで出てきた答えは、前提となる集めた情報が偏っているかもしれず必ずしも正し…

「怒り、侮蔑をタブー視しない、飽きさせない」 それらに振り回わされないためには

怒りの感情を利用する下品な言動や個人に対する侮蔑をタブー視しない人々の関心を飽きさせないこれは「ポピュリズムの仕掛け人」ジュリアーノ・ダ・エンポリ著から一部抜き出したものだが、これが社会の空気づくりのコツのようだこの本の舞台はアメリカ、ヨ…

豊橋の新アリーナ事業説明会の録音を聞いた

高校時代の同級生から豊橋で混乱の度を深めている新アリーナ建設の説明会の録音を送ってもらった(説明会の録音・録画は許可されていた)この説明会は新アリーナ建設の推進派の議員が催したもので昨日までに3回行われている隣町の出来事だが、事業の是非よ…

近所の子たちの感謝の作文

年度末のこの時期、「あいさつ推進運動」年寄りメンバーに向けて小学生からのお礼の作文集が回ってくる一番の関心は近所の子たちの書いたもので、それ以外の子のものはつい、さっと流し読みをしてしまうところで、毎年同じような感想を持つことがあるそれは…

年齢の壁

将棋の藤井聡太さんは22歳にして早くもタイトル獲得数が28期一生かけて一つも獲得できない人が棋士の多い中不公平なくらい、残酷なくらい偏っている棋士のピークは通説では27歳前後らしいこれは同じ勝負事の囲碁でも似てるかもしれない囲碁のタイトル…

今朝のおしゃべり(歩きスホはダメだよ)

来週の水曜日は6年生の卒業式月木の近所の子供たちとの校門までウォーキングもあと少しになってきた通学を仕切る班長さんや並ぶ順番は、新学期に向けて変わってきている「おじさん、あのね、IくんとDくんがおしゃべりに夢中になって 列から遅れることがある…

戦術論・技術論で振り回される危険

漢字を読むことはできるが書けないことは最近の人は多いのではないかスマホ・パソコンでは直ぐに変換の候補が出てきてそれで済ませてしまう弊害だと思われるこれを無くすためには、まずは書くという行為を行ったほうが良いようで記憶は書くことで定着すると…

エリートへの怒り(現象と原因)

「りんご」と聞いてイメージするものA 青森県、長野県、りんご狩り、サンフジ、つがる、王林、秋映え、しなのスイーツ 野口五郎、B 青森県、長野県、りんご狩り、サンフジ、つがる、王林、秋映え、しなのスイーツ 野口五郎 アップルレコード、 ビートルズ、…

悪夢?

スマホを紛失した夢を見たポケットに入れておいたはずなのに、さばくっても手応えがないそんなはずは、、、と何度も繰り返すが全く見当たらないそもそも自分がどこにいるのかわからない困ったぞ、、と少し冷静になろうとした最後に見たのは、、、どこかに落…

なぜ彼は何も話さなかったのか

昨日のドストエフスキーの「カラマーゾフの兄弟」の大審問官のエピソードで思いついたことを少し中世のスペインで復活したキリストと思われる人物は圧倒的に雄弁な大審問官の言い分を聞かされたがそれに対して何も反論しなかった代わりにただ大審問官に口づ…

「大審問官」と「自由からの逃走」

田舎にいても漠然と感じる不安はある今のところ、それは個人的な老いとか病気とかの将来へのものというよりは現在の社会状況に関するものだ端的に言ってしまえば、それはトランプさんや石丸伸二氏、立花孝志氏のような異質の人物が生まれてしまったというこ…

分断はルサンチマンの現れ?

夜にX(旧ツイッター)を見るのは精神的に好ましくないかもしれないそこには特に感情を逆撫でる投稿が幾つかあるからだツイッターは前までは自分がフォローしている人の投稿を見るだけだったが最近はお勧めという分類があって、気が付かないうちにそちらを見…

モーツアルトの子供の頃の音楽を聴いた

最近、心が荒んでいる実感がある世の中の分断とか理不尽な出来事のせいだがこうした時、生き物としての人間はどこかバランスを取ろうとするように思えるその一つの方法として、子どもの無邪気な心に触れたいと思いモーツァルトのすごく初期のレコードを引っ…

関税をあげると国内景気は良くなるのだろうか?

今日もニュースはアメリカの関税の話題で溢れている正直なところ経済音痴(特にマクロ経済)なので関税の全体の影響とか自国内の利益等についてはよくわからないただ、素朴に変だなと思うことがある関税がかかると物の値段は高くなる今まで輸入品で安く購入…

昨日はひな祭り

昨日は3月3日 ひな祭りの日だった今は子どもの姿がない状況だが、おもちゃのようなお雛様を飾って晩御飯は桃色のデンブの入ったきれいなちらし寿司をいただいた年々、こうした年中行事みたいなものは良いものだなと思うようになっている姉と妹に囲まれた男…

アメリカと日本のデモ

20年ほど前に出版された本に「国家の品格」がある内容はすっかり忘れてしまったが、この言葉だけは覚えているそして今思うのは、アメリカという国は品格は随分下げてしまったということそれは先日の口論のことで、ただしこれについては評価が別れていてそ…

「トランプ信者潜入一年」を読んで連想したこと

ベルリンの壁が崩壊した後フランシス・フクヤマは「歴史の終わり」を書きあげた人間が作り上げた制度、思想は進歩するものと捉え、その終着点として資本主義・民主主義を標榜する陣営、特にアメリカが代表する世界観が全世界を席巻するものと少しばか楽観的…