パンセ(みたいなものを目指して)

長年付き合ってきたGooブログからの引っ越しです 思いついたこと、日記風なもの、年相応の社会的なもの、市政のこと、音楽、サッカー、つまりはごった煮の内容です

2018-04-01から1ヶ月間の記事一覧

「鳴門秘帖」と「下山事件 最後の証言」

「貸出中!」ディスプレイに現れた文字に思わずニンマリ!と同時に同じように考える人ってのはいるもんだとの思いを強くした 図書館に本を借りに行ったいつものようにそこであれこれ探すというのではなく、今回は最初から決めていた借りる本は二冊「鳴門秘帖…

試行錯誤の江戸幕府(官僚制の完成へ)

明治維新150年ということではないが、この本をアマゾンで手に入れた まだ最初の徳川幕府の官僚制の成り立ちの部分だがこれがとてもおもしろい先日無理やり最後のページまで達したマックス・ウェーバーの「権力と支配」を彷彿とさせる部分がふんだんにある 江…

市議会場での陳謝・説明は、市民への陳謝・説明となるか

地元新城市の話題市議会議員(山崎市議)の関係する団体の地域自治区の活動交付金の不適切な行為について、昨日の新聞に市は平成25年度、26年度の二年分については支払いを取り消す(返却を求める)とあったその記事の後半の部分には、市民グループが1078…

ゴールの上を通過するシュートを減らせ!

なでしこサッカーアジア選手権で優勝 まずは良かった夜型人間ではないので録画を安心して見てられたそこで気がついたことを岩渕真奈が大会MVPを獲得したが、確かに身長は低くてもキープ力はあるしボールを運び、仕掛けて抜くこともできるしパスも良いだが一…

知ってるつもり「無知の科学」

面白いのだが、一気に読んでしまうようにならないでいるのがこの本 帯のコピーには「サピエンス全史」ユヴァル・ノア・ハラリ激賞とあるが、それもそのはずこの本の内容は「サピエンス全史」に書かれていたこととだいぶ被る 知識(知恵)はどこに保存される…

土曜の朝、聴く音楽は、、

朝はバロック音楽が気持ちにフィットする特に感情に訴えることもなく規則的に流れていく、それが朝のリズムに合う気がしている土曜日の朝、このレコードを引っ張り出した シフの演奏するバッハのパルティータピアノでのバッハはグレン・グールドが有名で特筆…

人の醸し出す空気(オーラ)

そこはまず第一に真面目さ・厳粛さが求められる場所帽子・外套の着用は許されず、ただ座って聞いているだけの我々にとってもどこか緊張感を要求されるところましてその人物が部屋に入ってくるだけで、その場の雰囲気は一気にひんやりとした張り詰めた空気が…

正しいという根拠

少し観念的な思い込みのような話人は自分の考え(思いつき)が正しいと思う時、その根拠は何かといえばどういう訳か「美しい」から間違いはないと感じるらしい少しわかりにくいが、頭の中だけで勝負している数学者などはまだ証明されていない定理も「美しい…

デモ雑感

後悔には2つあって、ひとつは「してしまったこと(失敗)」に対する後悔もうひとつは「しなかったこと」に対する後悔どうせ後悔するなら前者を選びべきだ、、というのは若者に向けて時々発せられる若者には失敗を活かす時間があるからだ 最近、すべきかすべ…

いつもの行事

今年もその時がやってきた横着者の身とすれば面倒なことと思ってしまいがちだがそれでもここ数年は、これも大事な家族の行事かもしれないと思うようにもなっている 5月人形の飾りつけだ毎年のことなのに、どのように飾るのかがスラスラいかないところが情け…

感謝してくれる人がいるということ

一部の人達には「クレーマー」とさえ思われそうな、自分たちの市政に関する関わり方現実に以前はある市議から「今度は何を文句言いに来たのだ」と言われたことがあったでも、その時答えたのは「誰だって文句なんか言いたくない、そちらがちゃんとやってくれ…

我慢強さとか忍耐力について

「事実は小説より奇なりです」と言ったのは、異様に長い間拘留されている籠池さんこの言葉通りのことが、3月の朝日新聞のスクープ以来一気に動き始めている 加計学園の「首相案件文書」政府は今度はなんと言って言い訳をするか、、ひねくれ者には少し興味が…

男の生み出す音

大相撲では女性が土俵に上がるのは伝統的によろしくないとか時代に合わせて変化すべきだとの話が、世間では瞬間湯沸かし器みたいに盛り上がっているが、かつてあった似たような話で自分はどっちかというと賛成できなかった話題それはウィーンフィルのメンバ…

「内なる声」を聞く

「結局は同じことを言ってる」と感じることがあるそれが自分だけの印象なのか、誰にでも通用する一般的なことかわからないがすくなくとも自分はそう感じるのが、突き詰めたところの個人という存在 オルテガは「大衆の反逆」で、大衆の反対概念、エリートにつ…

不正に対する怒りについて(男と女の違い)

男と女の違い昨日の大相撲に関することではなく、自分の住む田舎の騒動に対する反応が少しばかり男女差がありそうなので忘れないうちにメモ代わりとして、、 3月10日の中日新聞の報道があってから、ここでも時々取り上げているが地域自治区の活動交付金の不…

常識的な判断ができない怖さ

大相撲、地方巡業の舞鶴場所での出来事市長が挨拶途中で急に倒れてしまい、尋常でない状態が発生した周りの男どもは何も手につかずオロオロしているなか、女性が土俵に上って心臓マッサージを行い具体的な指示もしているような映像がテレビ画面に映し出され…

二度目に挑戦「責任と判断」ハンナ・アーレント

最近の関心事は、相変わらず答のないような官僚さんの思考と生き方とかについてその立場であったなら誰もが同じようなことをしてしまうかもしれない佐川さんのこと彼にはあれしか方法はなかったのか、それが法的・システム的にはどうだったのかはマックス・…

より上位の概念(法には触れていない、に対する)

それを自民党の議員の口から聞くとは思っていなかったあるテレビ番組に出演した自民党議員が佐川さんの証人喚問について語った「法的に問題がないと言っても、、刑事訴追の恐れがあると言って、、、応えないのは法より上位の、、」正確な発言は忘れてしまっ…

このタイミングでの「ペンタゴン・ペーパーズ」

「ペンタゴン・ペーパーズ」を見に行ったこの映画を見に行った人は、この一月の間に日本で起きた朝日新聞がスクープした森友学園の公文書改ざん事件をつい連想してしまうだろう当然ながら自分もその1人だ 日本の事件は、朝日新聞が森友学園との決裁文書が改…