パンセ(みたいなものを目指して)

長年付き合ってきたGooブログからの引っ越しです 思いついたこと、日記風なもの、年相応の社会的なもの、市政のこと、音楽、サッカー、つまりはごった煮の内容です

2018-01-01から1年間の記事一覧

最初の本にならないようにした

最初と最後は気になる特に年のはじめに読んだ本とか聴いた音楽は、1年の計は、、、の類で、その年を占うようで丁寧に選ぶ来年最初に読み終える本が、これでは気が進まないので、今年のうちに頑張って最後のページまで行ったのが「雨の木」を聴く女たち 大江…

大掃除

毎日そこそこやっているが、気合を入れてしなきゃいけないのが大掃除(昨日行った)自分でも呆れるくらいとっちらかってる書斎一見さっぱりきれいになったようでも、右にあったものを左に移動しただけつくづく自分には「断捨離」の才能が無いことに落ち込み…

寛容は自らを守るために不寛容に対して不寛容になるべきか

相性が合わずほったらかしにしていた小説を読み始めたらその中に「寛容は自らを守るために不寛容に対して不寛容になるべきか」の言葉が目に入った この本、大江健三郎の「雨の木(レインツリー)を聴く女たち」を読むタイミングがやっと来たのかと啓示のよう…

テレビを見なくなったのは、多分

子どもの頃、大人たちがタレントさんに無関心で名前すら知らないでいるのが不思議だっただが四捨五入するとガッカリするような年令になった今、当時の大人たちの実感がよく分かる何しろ今はテレビを見ないからタレントが誰だ誰だかわからないTV番組は報道ス…

本は一・二箇所、気になるところがあれば良い(負け惜しみ?)

寝床に転がっている本を見て「あんた、これ(読んで)覚えてるの?」と、同居人が聞いた そう聞かれると辛いんだな「本なんて、一冊のうち一箇所か二箇所、気になるところがあれば、それでOK! だって人生だってそんなものでしょ。細かいこと覚えてるわけで…

干し柿

今、好きな食べ物は何?と聞かれたら、多分、「蕎麦」と「干し柿」と答える蕎麦は通ぶって頼むのは蒸篭で、ちょっとだけ汁につけて思い切り音を立ててすするのが蕎麦の香りを感じられて良い蕎麦の有名どころは信州・福井・出雲等があり、甘みを感じるもの、…

今年の◯冊

1日で読み終えた本もあるし、ずいぶん長いことかかった本もある読み終えた時に感動した気になったが、時間が経つとそれほどでもなかったと思われた本もある反対に直後は大した印象を持たなかったのに、あとでジワジワと余韻のようなものが滲んでくるような…

ボイテルスバッハ・コンセンサス

ボイテルスバッハ・コンセンサスという言葉を知ったドイツの主権者教育(学校での?)の基本となるもので ウキペディアによると 1.圧倒の禁止の原則。教員は、期待される見解をもって生徒を圧倒し、生徒自らの判断の獲得を妨げることがあってはならない。 2.…

アメリカとヨーロッパの本(帰納法と演繹法?)

ホントどうでもいいことなんだが、気になっていることがあるそれはアメリカの作者の本と、ヨーロッパ系の作者の本の違い(哲学・経済学関連など)ヨーロッパ系の本は、丁寧すぎる定義付けから延々と理屈を積み重ねて行く演繹法のような感じ一方アメリカの系…

借金の話

前回の「チコちゃんに叱られる」では年末を何故「年の瀬」というか?との問題が出された瀬とは川の流れの急なところで、乗り越えるのに苦労するところで年の瀬とは「借金とりと、それから逃げ出したい攻防の時でそれが瀬に当たる」というものだった落語には…

「民主主義の死に方」(柔らかいガードレールはどうなるか)

本は自分の力以上のものに取り組むほうが面白い楽に読めて楽しむのはいいが、それでは少し物足りない気がしているもっとも、集中と想像力を過度に要求する本は気分がノラないとなかなかその世界に入っていけないのは事実だが 少し前の「ショック・ドクトリン…

関係ないところに関心が行ってしまった「日本史の論点」

百田尚樹氏の「日本国紀」がどれだけベストセラーになろうとも大元(おおもと)となっている考え方に賛同できないので読む気がしないでいるそれでも大雑把な日本の歴史を振り返るのは無駄ではないとかわりに手にしたのが「日本の論点」中公新書編 最近の記憶…

よくわからないが、明らかに男とは違う女の音楽

何十年ぶりだろう、甘酸っぱい記憶のあるレコードを引っ張り出して聴いたメモリー 小谷野とも子ファーストあのときは、誰かを思いながら聴いていて、今でもその時のことを思い出す伸びやかな湿り気のある声質でインパクトのある歌い方最初の曲「孤独の旅」と…

直感・洞察力・思いつきが必要と思うけどなあ

夢の中で何かに不満を漏らしていたから、昨晩の講演会はやっぱり満足できていなかったんだろう2日続けて真面目な講演会に出かけた1日目は昨日のここで取り上げたもの2日目はこれまた堅苦しいタイトルの「関係人口の創出に向けて」一般社団法人奥三河ビジョン…

地域づくり講演会「住民が創る持続可能な地域運営組織と人づくり」

月曜日、あれこれ文句を言いたいのは現在の国政の進め方で採決をすれば与野党の議員数の差、党議拘束がかかっているのだから、その結果は最初からわかっているこの採決の結果が民主主義だと当たり前のようにされるのなら最初から議論などは必要ないことにな…

情報の伝わり方、把握の仕方について

12月6日、中日新聞の朝刊(三河版)にこの記事が掲載された 以前から取り上げている、地域自治区の活動交付金絡みの記事で市としては恥ずかしい内容だが今日のテーマは、対象議員の問題ではなく、この新聞報道と情報の伝わり方について この記事が掲載された…

図書館の本は満杯状態?

二年ほど前、市の図書館に本を寄贈した寄贈したというよりは、だらしなく溜まってしまった本をなんとか整理しなければならず一冊10円位で販売するくらいなら、本好きなみんなに見てもらうほうが良いと考えたからでそれほど高い志があったわけではないその時…

第九を聴きながら頭に浮かんだこと

電車に乗るのが好きだ車窓に流れる風景を見てボーッとしたり、脈絡もなく浮かんでは消えるいろんな思いに身を任せるこの時間は本来の自分自身との対話のようで、時に大いなる気分転換をもたらす音楽の生演奏を聴いている時も、勝手気ままにいろんな思いが頭…

「モーツァルトとの散歩」を読んで

1791年の今日(12月5日)、モーツアルトが亡くなったそれを知ったのは、昨日読み終えたアンリ・ゲオンの「モーツアルトとの散歩」のなかのこと モーツアルトの音楽は好きだが、彼の人生や手紙などにはどういう訳か大して興味はなく購入後も積読状態になって…

1936年と1947年の演奏の聴き比べ(フルトヴェングラーの運命)

今ではそれほどでもないかも知れないが、クラシック音楽の権化みたいなのがベートーヴェンの5番目の交響曲冒頭のモチーフの徹底的な使用法というよりも、苦悩を乗り越えて勝利に至る過程を連想させるようなストーリーがわかりやすいようで、音楽の先生もそう…

なにも残らなかった(ボケの始まりか?)

11月25日は新城市の文化会館で「公共政策フォーラム2018in しんしろ」見学11月28日は議場で「女性会議」の傍聴12月1日の昨日は「市民まちづくり集会」への参加少し真面目な市絡みの行事で正直なところあまり気乗りしなかったがそれでも誘われた件もあって、…

熟睡のための方法

残念ながら朝まで一気に寝てしまうということはなくなった月木の朝は近所の小学生と(あいさつ運動で)校門まで歩くようにしているが度々集合時間に遅れている子がいて、彼はいつも寝坊してしまうのだそうだ聞いてみると寝たのは10時、起きたのは7時25分、そ…

怒り、諦め、覚悟(ショック・ドクトリンを読んで)

月曜日、急に鼻血が止まらなくなった最初はそのうち止まると気楽に構えてきたが、いつまで経ってもタラタラと落ちてくるそういえば、血液サラサラの薬を飲んでいたことを思い出した身体のあちこちに知らないうちに青あざができてることも珍しくなくこいつの…

学生さん世代の社会的問題に関する知力・洞察力について

毎月第4日曜日は新城軽トラ市お決まりの買い物もあるし、なんとなくザワザワしてる感じが好きで足を運ぶようにしているが、すぐには現場には行かなかったその前に出かけたのは、新城市の文化会館小ホールで行われた「公共政策フォーラム2018in しんしろ」大…

講演会と討論会(スクープ野郎の逆襲)を聞いて、思い浮かんだこと

現在進行中の裁判でお世話になっている弁護士さんのお誘いで昨日(11月24日)、刈谷市で行われた「講演と討論会」に出かけたテーマは「スクープ野郎の逆襲」〜市民とメディアを考えるこれは2018年10月1日「法の日」記念行事の一つで愛知県弁護士西三河支部が…

誰が今読むべきか「戦争と新聞」

読んでいて少しばかり落ち込みそうな気分になるその先の歴史がわかっているが、それでも読んでいる最中はなんとかならないものかと期待してしまっていた 前の戦争(日清・日露も含む)に関してメデイア(新聞)の関与の仕方・その変化・表現などが解説されて…

ロシアの風景

羽生結弦の原点はロシアにあると自ら述べていたのを見て不意に自分もそれに近いところがあるかも知れないと思い出したもう十年以上前になると記憶しているが、ショーン・コネリーの主演する映画多分「ロシア・アウス」でロシアの風景が映し出された時に、急…

学習発表会と歌舞伎

昨日は母校の小学校の学習発表会そして今日は「新城歌舞伎」を文化会館まで見に行ってこの2日はまさに文化の秋、芸術の秋真っ盛りといったところ 学習発表会は無邪気にひたすら大きな声でセリフや歌を表現する1年生の可愛いこと数年の差なのに一気に歌の表現…

「スタンディング・ストーン」(ポール・マッカートニーの珍しいCD)

あの日(11月8日)以来、依然としてポール・マッカートニーの復習を続けているライブのCDを引っ張り出しては、セットリストを比較してその違いを確認しているが何よりも一番違うのは声の質流石に今年のあのライブは声がしんどかった感じ(仕方ない、76歳だか…

「ホヨトーホ」と「ホ・ヘホ」

「ホヨトーホ」と聞いて直ぐにワルキューレを思い出すのはヴァーグナー好き例のワルキューレの騎行で使われるワルキューレの乙女たちの掛け声だならば、「ホ・ヘホ」と聞いて思い出すのは、一体何か、、、ポール・マッカートニー好きなら直ぐに思い出す「バ…