パンセ(みたいなものを目指して)

長年付き合ってきたGooブログからの引っ越しです 思いついたこと、日記風なもの、年相応の社会的なもの、市政のこと、音楽、サッカー、つまりはごった煮の内容です

労働者に経営者目線を要求すると、、、

昔、変なことを考えた
それは良く使われる言い回しで、従業員に向かって
「経営者目線で物事を考えなさい」という言葉に関することだ

例えば、紙は無駄に使うともったいないから裏も使うようにしよう
と言った節約に関することなら何となくわかる
でも、よくよく考えると経営者はなるべく経費を少なくしよう
と考えるが、その経費の中には人件費も含まれる
すると労働者でも経営者目線に立つと、人件費にお金をかけないことが
良いこととされてしまい、労働者は自らの給与も少ないほうが良い
ということことになってしまう

なんだか変だな!
と、このことに気づいてからずっと思っていた

経営者目線で考えるということを、今度は労働者が自分自身の経営者と考えると
どういうことになるか考えてみた
自分自身の経営者とすれば、少ない労力でお金を沢山もらえるほうが良い
(経費は少なくて、、という発想と同じ)
すると無邪気な「経営者目線で物事を考えると欲しい」
ということが現実には案外難しいことになってしまう

要は経営者と労働者の争いとか力関係とかバランスを取ることが
思う以上に肝心なのかなと思ったりする

尤も、世の中はこんな風に考える人々で溢れているということはない
もっとおおらかに、無駄を省いたり、もったいないことはしないほうが良い
との理解(レベル)で回っているだろう

でも、一旦違和感を覚えてあれこれ想像すると
世の中は案外うまくいかないものだと思ったりする

頭の中でいろいろ想像することは誰にも止められないので
勝手気ままに取り上げてみた

まとまらない話