まとまらない話
昔、変なことを考えたそれは良く使われる言い回しで、従業員に向かって「経営者目線で物事を考えなさい」という言葉に関することだ例えば、紙は無駄に使うともったいないから裏も使うようにしようと言った節約に関することなら何となくわかるでも、よくよく…
皮肉屋のショーペンハウエルは「読書はそこから安易に情報を得ることができるので自らの頭で考えることをしないようになる」と(冗談混じりに)警告したなるほど、、と思ったが、幸か不幸か自分は読んですべてを理解で来るほどの頭はなく、読後は何となく漠…
少し面倒な話数年前、「ショック・ドクトリン」(ナオミ・クライン著)という本が流行った新自由主義の行き過ぎを実例をもとに指摘した本だそれは、社会の危機に乗じて、どさくさ紛れに物事の決断は市場に任せて規制をなくし小さな政府を進める方が効率的と…
結局は、人に対する理解の仕方が根本的に違うからそうなるのだと思うのがトランプさんの行動今朝の中日新聞の「視座」の書き手は内田樹さんそのコラム欄に印象深いものがあった「彼(トランプ氏)は私利私欲を去った「公共」というものがあり得る ということ…
何となく思うことに、最近の日本人は自信を失っているのではないかという思いがあるかつてはエコノミックアニマルと言われ、GDPはアメリカについで2位少し前の中国の旅行者のようにパリのブランド店で爆買いを行い顰蹙をかったこともあったが、どこか活気に…
今回の石破さんの辞職については、既に何人かの人がメディアの過剰な報道が空気を煽ったせいと指摘している後で訂正・お詫びをしたらしいが、読売新聞は号外まで出して辞職を報じたし、テレビではほとんどの局が石破降ろしに先を争うように自民党内の権力闘…
生成AIはいつの間にか一般化していて小学生でも利用していると先日ある女性から聞いた彼女の子どもは、ラインのメッセージがスマホから消えてしまったのでプラットフォームにその対策を聞こうとしたが子どもなので適切な質問の文章をかけないそこで生成AIに…
最近は情けない事実として認められているのが、先の大戦で戦争を煽った新聞の役割(責任)確かに戦争に至るには軍部の暴走もあったしかし、後押しをしたのはその頃、社会に対し強い力を持っていた新聞だったそれは軍の検閲があったからというよりは、勇まし…
歴史で遣隋使に小野妹子の名前がでてきた時「子」で終わるので女性だ!と思った人は自分以外にもいたと想像する何と、彼の子孫は生花の池坊の家系がそうらしい昔、遣隋使、遣唐使を始め、中国は日本のお手本のようなところがあった唐招提寺で馴染の鑑真は律…
最近、目にしたり耳にするのが「ナラティブ」という言葉この言葉を使う人は、もう当たり前の概念としているが自分は馴染みがなくさっぱりわからないそこで、「ナラティブとはなんですか?」とお利口さんの生成AIに聞いてみた「ナラティブ(narrative)」は…
先日購入した「天皇機関説事件」は中古本で、そのこと自体は知っていたが中の所々にアンダーラインとか囲みがあるのには驚いた(縦書きの本なのでアンダーラインではなく傍線というのだそうだが)以前、中古本の楽しみの一つに、こうしたアンダーラインとか…
「外国旅行に出かけるのは、男と女のどちらが多いと思いますか?」この質問をすると大概の人は迷わず「女」と答えるそれは息子・娘のことを思い出して実感を込めて答える人もいればなんとなくだが確信を持って答える人もいる自分の印象も例に漏れず女のほう…
今年は昭和100年昭和生れの人の年齢は、100引く生まれた年で計算しやすい そして戦後80年でもある江戸時代には及ばないが戦争のない時間が幸い続いているだが新しい戦前という言葉が巷に広がっているなんとなくそんな気分を感じる人が多いためだろうそんな時…
新聞広告で見かけた「もうすぐやってくる尊王攘夷思想のために」(加藤典洋著)は今の気分にピッタリの本で運も寸もなく買い求めた同じように目に止まったのが「文学は何の役に立つのか?」平野啓一郎著だが自分は文学を「教養」という言葉に置き換えたいと…
ハマる人が多いとされる「下山事件」これは1949年の夏の出来事で初代の国鉄総裁の下山定則氏が失踪して翌日に常磐線の線路で轢死体として見つかった事件この事件は捜査二課が他殺説、捜査一課が自殺説を唱えているまた死体解剖の生体反応などの評価も東…
「体感治安」という言葉があるこれは過度な外国人の増加で犯罪が多くなっていると感じている人たちの治安への不安感のこと身近でそうした犯罪があったり、そのようなニュースが重なって、やはりそうなのだ!と感じたりすることとで、実際の客観的な犯罪統計…
「共同主観的現実」という言葉が目に入って、気になった「NEXSUS情報の人類史」(ユヴァル・ノア・ハラリ著)の中に出てくるのだが、人々の共通理解に大きな影響を与える物語の役割はこの共同主観的現実だそうだなるほど、日本の明治維新のイメージは物語と…
他人が何と言おうと実感したことを変えるのは難しい急に参議院選挙の重要なテーマとして浮上したのが外国人に対する認識で否定的な考え方をする人は「過度に外国人が多くなると犯罪が多くなるとか文化が乱れる」との主張を繰り返すファクトチェックによれば…
社会の停滞や格差などは誰かが悪いのかそれとも制度のなせる技で必然的に生まれてしまうのか時々、そんなことを考える多くの歴史的事実からはっきりしているのは国家(社会)の衰退は少数者の収奪によるということ支配者とか経済的な強者がノブレス・オブリ…
少し面倒くさい話戦後のGHQの洗脳によって、日本人の持っていたものが失われたと主張する人がいて、それを無条件に受け入れている人が少なくないそれについて、ちょいと考えてみると「戦争に負けるということは実質的には憲法を変えるということだ」との考え…
国分太一の話題は不意義なくらい同じ時刻にいろんなテレビ局で流される話題性があるといいうことは視聴率がとれるということなのだろうかでも少なくとも自分はこれには関心がないだからチャンネルを変えるのだが、そこで同じ話題が扱われているのでついには…
「目利き」という言葉が目に入って頭の中に引っかかった魚は目利きの効く人が、多く中からその力を発揮して高品質のもを探し出すスポーツの世界では、まだひよっこの状態の選手を目利きの効くスカウトが宝物を見つけるように発掘する(後の伸びしろはどうや…
「知事及び元副知事の指示に基づき総務部長の職責として正当業務を行ったにすぎない」これは兵庫県の情報漏洩についての第三者委員会で疑わしいとされた元総務部長の言い分だ何かに似てるな!と頭をかすめたのは、アイヒマンの言い分だったガス室へ淡々とユ…
世の中にはいろんな制度・システムがあるその中に普通の人は死ぬまでに一度も関わることのないものがあるその一つが「住民監査請求」でネットで調べると住民監査請求とは、地方公共団体の住民が、その団体の執行機関(市長など)や職員による違法または不当…
今年の大河ドラマ「べらぼう」は見ていない始めのうち少しだけ見たが、なんとなくわかりやすいのがつまらなく思えてしまった蔦屋重三郎の時代は松平定信とか田沼意次が活躍した頃でドラマにも登場している田沼意次は評価の分かれる人物で、政治的手腕の優れ…
学生運動が騒がしかったころに学生時代を過ごした学内には特徴的な文字が書かれた大きな看板が置かれていたスピーカーを通じてベトナム戦争や産学共同体への抵抗を訴えていた(今は産学共同は当たり前のように捉えられているので隔世の感がある)ノンポリだ…
一度経験してみたいものに、野球の監督、指揮者、そして政治的なトップがあるらしいそれらは自分の下す命令を疑うことなく従うという一種の全能感に満たされるからと思われる経験から振り返ってみると確かにサッカーの監督(野球ではないが)によってチーム…
最近つくづく感じるのは「肩書」は当てにならないということ特にX(旧ツイッター)での投稿において実感する自分が独断で偏っている可能性を踏まえても投稿に見られる文体や内容の一方的な決めつけとか客観性のなさは、プロフィールを見て違和感を感じるのだ…
どこかに取っておけばよかったと残念なのが「新聞がなくなった街で起きたこと」のレポート(記事)確か、どこかに書き写しているはずだが、探せど探せど一向に見当たらないうろ覚えの記憶では新聞がなくなった街は行政の不正や汚職が多くなる選挙は現役の再…
新城市議会でも兵庫県の事件の影響だろうか公益通報についての一般質問が行われたタイムリーな質問で、市から丁寧な説明があって参考になった公益通報者保護法がベースにあるが、市の要項にはもう少し条件を緩和してあるようだ公益通報は犯罪に関係するもの…