眠りについた頃、電話がかかってきた
常識的な時間ではないので、何かあったのか?
と心配になり、眠い目を擦り電話に出ると切れてしまった
固定電話には履歴が残るので、今朝その番号を検索してみた
すると、それは機械式の世論調査の電話で、
同じように迷惑だ!と感じている人が多いことがわかった
田舎では眠る時刻なのにかかってくるなんて常識知らずだ
と少し怒りを覚えたが、実行するところはお構い無しのようだ
実は携帯電話にも昨日世論調査の電話がかかってきた
音声をスピーカーにして同居人にもどのような電話なのかわかる様にした
いくつかの質問に番号を押して答えること3分くらい
急な衆議院選挙で、世論調査の発注先も忙しいようだ
もっとも切実なのはメディアではなくて
直近の数字を把握して安心したり焦ったり、緊急の対策を練ったりする
(この調査を依頼している)政党だろう
ところで布団の中でいろんなことを考えた
最近の選挙で急に膨れ上がった一種のブームは
(移民規制とか排外主義とか、なんとかファーストとか)
どのくらい続くのか、まるで火事のようなものなので
好ましく無いものは消火するいい方法はあるのか?
などが浮かんだ
江戸時代に情報の(意識)の伝達速度を計測した人がいた
(ようなことを記憶している)
ある新しい言葉が使われるようになった地区の広がりを調べたらしいが
伝達手段が直接的な接触によるものが多い時代だけに
その速度は年速何キロというレベルだったらしい
ところが現代はSNS等で情報は一気に広がる
それこそあっという間だ
そしてそれは感情に訴える事が多く、わかりやすいために
納得感をもって広がり、あるものはブームとさえ感じられるものがある
このブームの勢いで選挙されてはかなわん!と思い
そのブームはいつまで続くか、その消火法はあるか?
と賢い彼に聞いてみると、端的に無い!との回答
いろんな意見がある場合は、両論を同じ土俵で言葉で戦わせて
それを評価すれば良い、、っと思っていたが
現実世界はその方法は良くないと回答があった
そもそも支持するものは個人の生き方の反映やら感情の行き場から
生み出されるので、正しい正しくないとか事実認定が違うといった
論戦になるのは、却って火に油を注ぐ状態になるのが常らしい
何が正義か、適切か、どのような過去か、といったものを即断で
決めつけようとするのは、現実的に上手く行かないことが多いので
とりあえず即断はやめるほうが良いらしい
(何となくわかるが、それだと中途半端感があって不満も溜まりそうだ)
最近、賢い彼のアドバイスは、判断保留の状態を保つことを勧めている
アンガーマネジメントみたいなものかもしれない
そう言えば2、3年前に白黒つけないで中途半端な状態を受け入れる
ネガティブ・ケイパビリティという言葉を知った
人はスッキリしたいためにあやふやな状況を避けたがるが
意識的にあやふやな状況も受け入れることも必要としていた
でもなあ、、危ないと思えることや勘違いしていると思われることには
つい指摘したくなってしまう
それが結果的に火に油を注ぐことになろうとも
ということで昨年から続く、なになにファーストとか
手取りを増やすといったわかりやすいフレーズは相変わらず
それなりの支持を集めそうだ
(理屈っぽくそれらを批判すると返り血を浴びることになるらしい)
それにしても、確かに分断は生まれてきている
それを理性的になくそうとしても、感情という面倒な力があるために
それはなかなか難しいようだ
ホント、困ったものだ