以下の3枚のレコード、これには共通点がある
1枚目は有名なビートルズの「アビー・ロード」

2枚目はピンク・フロイドの「おせっかい」

3枚目はマイルス・デイヴィスの「カインド・オブ・ブルー」

その共通点はB面が(個人的には)とても良いということだ
最近は個人の好みに合わせるアルゴリズムのせいでYouTubeには
アビー・ロードのB面についての動画をよく見かける
そこでは、あのメドレーについて熱く賛否の声が語られている
自身は圧倒的に高評価の立場で、あれを初めて聴いた時は
異様な高揚感を覚えたものだった
せっつくような激しいリズムで「ポリシーパン」
その勢いで「シー・ケイム・イン・スルー・ザ・バスルーム・ウインドー」
に突っ込み、そのあと今もポールのライブで最後に演奏される
「ゴールデン・スランバー 」「キャリー・ザット・ウエイト」
そして「ジ・」エンドとつながる途中で「You never give your money」
テーマが回帰した時、その効果は圧倒的で心が震えるというのはこういうことだ
と今もその時の事を覚えている
お正月に甥っ子が来てこの部分を聴かした時、彼から出た言葉は
「凄い!」の一言だった
二枚目の「おせっかい」はA面にプロレスのブッチャーが登場する時に流された
「吹けよ風呼べよ嵐」があるが、圧倒的なのはB面の「エコーズ」だ
20分ほどかかる神秘的な組曲で、まるで宇宙空間を浮遊しているような気がする
そしてこれが登場した「プログレ」の時代は、とんでもなく音楽的に充実していた
時代だったと思う
3枚目の「カインド・オブ・ブルー」は有名なアルバムだからという触れ込みで
購入したのだが、つまらない!と感じてA面だけで裏は聴かなかった
それでも、もったいないと思い直してB面に挑戦したのはしばらくしてからだった
聴いてみると、これは良かった、、
音楽に夢中になっている空気の中で、濃密な時間が過ぎていく、、そんな感じがした
これを聴いている時、スマホに電話がかかってきて、レコードを流しながら
話をしてると電話相手はこの音楽を漏れ聞いて「いい音楽が流れているね」
と感想を漏らした
A面で勝負するのが音楽業界だと思っていたが
これらはB面あってこその傑作アルバムと思っている
これらのアルバムを知らない人は、
これから自分は感じたような高揚感を覚える事ができる!
というのは、少しうらやましいような気もする