パンセ(みたいなものを目指して)

長年付き合ってきたGooブログからの引っ越しです 思いついたこと、日記風なもの、年相応の社会的なもの、市政のこと、音楽、サッカー、つまりはごった煮の内容です

心配な負の連鎖

コロナ禍の今、外国をルーツにもつ子どもたちの勉強の手伝いも
少しづつZoomを使って行うようになっている(ほんの一部だが)

半年くらい前に、ボランティア活動の主催者にタブレットルーターが何台か支給された
これを使ってリモートで勉強の手伝いをしてほしいとのことだ

だが、つい不安になってしまったことがある
大前提として家庭に光ケーブルのインターネット回線が繋がれていないと
ルーターも役に立たないし、いくらタブレットが使いやすいといっても
小学生レベルでIDとかパスワードとかの入力とか会議からの退出が
できるものだろうかという点だ
(現在のケースは隣に大人がその部分は手伝っているようだ)

最近はだいたいの家庭でWi-Fi環境があるあるかもしれない
しかしそれがない家庭の場合、つまりインターネットはせいぜいスマホ利用のみとしたら
タブレットルーターを支給されても用をなさない
(支給されたタブレットWi-Fi使用のもの)

これは家庭の経済的な違いの可能性がある
家計に余裕がない家はインターネット接続のための固定費を支払うのをためらうだろうし
そういう家庭はきっとIT機器を触る機会も少ないだろう
問題は、この差が後々まで大きく影響しそうなことだ

Wi-Fi環境があってパソコンもある家庭とネットはスマホだけの家庭では
子どもたちの生活に大きな影響を与える
今度リモートで勉強をしようとする男の子の家庭はパソコンがあってWi-Fi環境もある
(これは確認した)
ところが、勉強を見てほしいとする別の家庭はどうもパソコンはない様子が感じられる
そうなると家庭にWi-Fi環境はないと思われる

習うより慣れろ
言い古された諺だが、慣れるまでデジタル機器に触れる家庭とそれができない家庭が
現実に存在しそうだ
そして、この慣れることでできない環境の子は、明らかにいろんな面でハンディキャップを負い
それは勉強にも影響する
勉強に影響すると、勉強が面白くなくなり真面目に取り組むことができなくなる(かもしれない)
その結果、勉学の差が生まれて、次の段階の高校とか就職に対しても少なからずの影響がでてくる

つまり負の連鎖がずっと続いてしまいそうだ
そこそこ努力すれば(例えば長時間働くとか)なんとかなった昔と違って
今は努力の質が違う(デジタル機器を使いこなせるかとか)
つまりは今ある環境で将来の大枠が決められそうな気がしている
話を単純化すると経済格差が知の格差を生み、そしてまたもや経済格差を生んでしまう

世の中はそんなもの!
として傍観するには、身近に弱い人がいる人間としては心苦しい

そこで思うのは、デジタル機器(IT機器)は既に公共のインフラであって
水とか電気とかと同じようなものだから、どの家庭でも経済的に
無理なく使えるようにならないとまずいな、、、ということ
(政治的な解決法として)

社会には問題が多いとつくづく実感する